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♪GuiltyCrown Original Sound Tracks/13.κrOnё(Crown王冠 )
開始
♪ GuiltyCrown Original Sound Tracks/06.VOiD(Void虛空)
ひどい頭痛だ。
劇烈頭痛。
まるで頭の中で無数の羽虫が跳び回っているような。
腦中彷彿有無數飛蟲在肆意橫行著一樣。
濁った意識。乱れた思考。
意識不清。思緒混亂。
何もかもがバラバラで、かたちを持たない。
如同一副不完整的形體、一切都是七零八落。
「被験体番号一八四三……〝スクルージ〟」
「被驗體號碼一八四三……〝Scrooge
「いいのか?唯一の成功例だぞ?」
「這樣好嗎?這可是唯一成功的案例呢?」
「違う。失敗作だ」
「不。是失敗品」
「スクルージは能力発動の際、相手のイントロンコードを破壊して
しまう。これでは到底〝王の能力〟とは呼べない」
「Scrooge發動能力之時、會將對方內含基因子碼給破壞。
  這樣怎麼也不能稱作是〝王的能力
「……やはり年齢の問題か」
「……果然還是年齡的問題嗎」
「選ばれなかったのだ。はじまりの石に」
「是沒有被起源之石所選上。」
ときおり襲う痛み。苦しみ。
不時襲來的疼痛。煎熬。
その正体だけは何故かはっきりと理解できた。
不知為什麼只有這個真相可以很明確的理解。
喪失感。
失落感。
俺の中の何かが虫食(むしば)まれてゆく。
有什麼東西在蛀蝕著我的身體。
失われてゆく何かを、俺は必死につなぎ止めようとして…
為了漸漸失去的什麼事物、而我拼命的想要挽回…
嘘だ。
說謊。
俺はあきらめている。
我在放棄。
足掻きもせず、自ら手放そうとしている。
也不做掙扎的、即將棄自己於不顧。
そうだ。
沒錯。
このまま全部食い尽くされてしまえばいい。
就這樣將全部都啃蝕殆盡也罷。
それで楽になれる。
這樣一來就能解脫了。
「処分の前に可能なかぎりデータをとる。始めよう」
「在處分之前盡可能取得資料。開始吧」
「右手に気をつけろ。感染するぞ」
「小心他的右手。會被感染的」
「まるで生物兵器だな」
「簡直就像個生物兵器嘛」
「実際そういう案もある。
 ほら、例の技術はゲノムレゾナンス効果の応用だ。
 実用化も近い」
「實際上也有這種案例。
 就好比看像這次基因組共振效果的應用。
 離實用化也不遠了」
「ぞっとしない話だ。
 強化ゲノム実験体……化け物め」
「真是讓人提不起勁的話題啊。
 強化基因實驗體……這個怪物」
 
ああ、うるさい。
啊啊、吵死了。
わめくな。頭に響く。
不要嚷嚷了。頭痛欲裂。
その陰鬱な話し声が、眩しすぎるライトが、いちいち癪(しゃく)に障る。
這讓人感到郁悶的交談聲、以及刺眼的燈光、一一讓人發怒。
「……やめろ……」
「……夠了……」
やめろ。ほっといてくれ。
夠了。不要理我。
俺はただ楽になりたいだけなのに。
我不過只是想要求個解脫而已。
頭痛はもう耐え難い。
頭痛的已經難以忍受。
羽虫どもがざわめく。
飛蟲們唧唧作響。
頭が割れそうだ。
頭好像快裂開了。
ひやりと冷たい感触。
令人發寒的冰冷觸感。
吐き気がこみ上げてくる。
一股吐意湧上喉嚨。
不快感は限界に達していた。
不悅感達到極限邊緣。
「……やめろ!」♪停止
「……夠了!」
「なに!?」
「什麼!?」
「目覚めた!? そんな馬鹿な!」
「竟然醒了!? 這怎麼可能!」
「うわ、うわあああ!」
「嗚哇、嗚哇啊啊啊!」
「俺に……触るな!」
「別碰我……!」
「私に触るなぁっ!」
「別碰我啊!」
「ああああああああああ!」
「啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊!」
目覚めは最悪だった。
人在剛睡醒時是最暴躁的。
眩暈(めまい)をともなう頭痛。
在一陣暈眩當中伴隨著頭痛。
息苦しい。身体が燃えるように熱い。
呼吸困難。彷彿身體在燃燒般的發燙。
悪夢にも魘(うな)されていたかもしれない。
也許是做噩夢而被夢魘所纏身也說不定。
 
たまらず跳ね起きた。
不由得的跳了起來。
やけに騒々しい。
異常的動盪不安。
何かをひっくり返してしまったか。
是想要將什麼給推翻嗎。
「……?」
「……?」
右手に違和感。
感到右手邊的不協調感。
……俺は何を掴んでいる?
……我好像抓著什麼?
ぼやけた視界が少しずつはっきりする。
在模糊的視線當中隱約依稀可見。
これは……?
這是……?
水晶のような……金属のような……見たこともない物質。
像是水晶……又像是金屬……見所未見的物質。
なぜこんなものが俺の手に?
為何這樣的東西會在我的手裡?
……動いている?
……它在動?
金属がまるで生物のように脈打って――
金屬彷彿有生命般的股動脈搏――
「アァ……ァァァ……!」
「啊……啊啊……!」
「……!」
「……!」
人間!?
是人!?
「うわあああ!」
「嗚哇啊啊啊!」
「仮死状態だったはずだぞ!」
「他應該還在假死狀態中啊!」
「言ってる場合か!逃げろ!」
「現在可不是說這個的時候!快逃!」
「お、おい!待ってくれ!」
「喂、喂!等等我!」
 
♪Guilty CrownOriginal Sound Tracks/14.Hill Of Sorrow(悲之丘)
 
「……何なんだ、いったい?」
「……到底是發生了什麼?」
「ここは……?」
「這裡是……?」
病院?研究所?
醫院?研究所?
……わからない。
……我不知道。
「どうして俺はこんなところに……」
「為什麼我會在這種地方……」
「……クソ! 何がどうなってるんだ!」
「……可惡! 為什麼會變成這樣啊!」
……落ち着け。
……冷靜下來。
思い出すんだ。
仔細想想。
こうなる前、俺はどうしていた?
在變成這樣之前、我會怎麼做?
「ぐぅっ……!」
「咕……!」
頭が割れるように痛い。
頭欲裂般的疼痛。
考えがまるでまとまらない。
簡直讓思緒紛紜無法平息。
俺は……今まで何を……
我……至今為止是……
「ぐっ……がぁ……!」
「咕……嘎……!」
俺は……
我……
俺は……
我……
「俺は、誰だ?」
「"我是誰"?」
……何も思い出せない。
……什麼也想不起來。
今までどうしていたのか。
在這之前我在做什麼?
どうしてここにいるのか。
為什麼我會在這裡?
それどころか、自分の名前さえも。
不但如此、就連我自己的名字也忘了。
つまり……記憶喪失。
也就是說……"喪失記憶"
「……何の悪い冗談だ」
「……開什麼無聊的玩笑」
「ぐああああ!」
「咕啊啊啊啊!」
頭痛に耐えられず、思わず膝をつく。
承受不住頭痛、不由自主跪倒在地。
倒れた俺の下に誰かが駆け寄ってくる。
在我倒下後有人向我跑近
医者?
醫生?
……違う?
……不是?
何を持っている?
好像拿著什麼?
眩暈がひどくて、よく見えない。
由於過於暈眩、導致看不太清楚。
それは……銃?
那是……槍?
「実験体が脱走した!」
「實驗體逃跑了!」
「処分しろ!早く!」
「處決他!快!」
撃たれる?
要殺我?
なぜだ?俺が何をしたっていうんだ?
為什麼?我做了什麼事嗎?
眩暈で定まらない視界の中、奴らが引鉄をひく一瞬の動作だけは、
なぜかやけにはっきりと認識できた。
在一陣暈眩導致視野變得模糊不清的過程中、
唯獨當他們要扣下板機的那一瞬間動作、
不知為何的特別能夠清楚的認知到。
 
殺される。
"會被殺掉"
その瞬間、世界がぐるりと一転した。
在這瞬間、世界滾動了一圈。
何が起こっているのか、自分でも理解できない。
發生什麼事了、就連自己也無法理解。
これは……天井? 地面?
這個是……天花板? 還是地面?
何であいつら、逆さまになって――
那群人為什麼、顛倒了――
「えっ!」
「咦!」
「跳び越えた!?」
「跳過去了!?」
気づけば奴らは、俺の背後に。
等回過神、 那群人已經在我的背後了。
慌てて振り返り、今度こそ俺を撃ち殺そうと、銃を――
急忙回頭一看、這次肯定要把我給槍斃了――
『逃げる』◇
『逃跑』◆
『やられる前にやれ』◆
『被幹掉之前先下手為強』◇
 
『逃げる』
『逃跑』
「なにぃ!?」
「什麼!?」
「えっ? えっ? 消えた?」
「咦? ? 消失了?」
「まずい……まずいぞ!
 あんな化け物、外へ逃がしたら……!」
糟了……糟了!
 那樣的怪物、要是讓他逃到外面……!」
「絶対にここから出すな!
 発見次第、射殺しろ!」
「絕不能讓他離開這裡!
 只要發現、立即射殺!」
 
『やられる前にやれ』
『被幹掉之前先下手為強』
させるか。
豈能讓你們得逞。
俺は振り向きざまに飛びかかり――
我以回頭後的姿態依勢撲了過去――
「へっ……?」
「咦……?」
そいつの首が四回転くらいしてから、千切れ飛んだ。
這傢伙的腦袋扭轉了大概有四圈後、血肉橫飛。
そのことに驚くよりも早く。俺は次の獲物に狙いを定め。
比起驚訝這件事不如趁快的解決。我選定瞄準了下個"獵物"
「ぐぼぁっ」
「咕啵
ぐちゃりと。
噗滋。
生温かい、嫌な感触。
還炙熱的鮮血、令人厭惡的觸感。
そいつの腹がごっそりとえぐれ、中身があふれ出る。
這傢伙的腹部被挖個精光、腔中的內容物全都漫溢出來。
さすがに顔をしかめた。
這下實在頗讓人深皺眉頭。
……ひどい臭いだな、これ。
……這、也實在太臭了吧。
「うわ……うわああ……!」
「嗚哇……嗚哇啊啊……!」
怯えて後ずさる最後の一匹。
剩下畏葸退縮的最後一"尾"。
悪いが逃がす気はない。
很抱歉、我並沒有打算放你走。
顔面を鷲づかみにして、そのまま力を込める。
大把猛力攫住他的臉、就照這樣的奮力使勁。
「がああああああ……!」
「嘎啊啊啊啊啊啊……!」
月並みな表現だが、潰されたトマトみたいだった。
雖然是個很老套的比喻、就像壓爛的番茄一樣。
頭を失った死体がその場に倒れる。
失去頭顱的屍體在原地倒下。
「……あ?
 ……あ……あぁぁ……」 ♪停止
「……啊?
 ……啊……啊啊啊……」
ようやく興奮がおさまると自分の状況に恐怖がこみ上げてきた。
好不容易平復了激昂的情緒、
才赫然驚覺自己剛才的狀況、一陣恐懼湧上心頭。
辺りは一面、血の海。
周圍是一片、血海。
全部、俺がやった。
全部、都是我做的。
何なんだ、この力。
這股力量、是怎麼了。
明らかに人間離れしている。
明顯的脫離人類常理的力量。
これじゃまるで化け物じゃないか。
這樣不就跟個怪物一樣嗎。
それに……
而且……
まただ。
又來了。
さっきと同じ、人間が金属になっていく現象。
和剛才如出一徹、人類轉變成金屬的現象。
「わからない。何もわからない」
「我不懂。全部都不懂」
 
「はぁ……はぁ……はぁ……!」
「哈………………!」
「どうしてこんなことに……」
「為什麼事情會演變成這樣……」
「終わったのか?
……ヤツはどうなった?」
「結束了嗎?
……那傢伙怎麼樣了?」
 
「俺も知りたい」
「我也想知道」
「ヒィッ!」
「噎!」
「……答えろ。
 俺の身体はどうなっている?」
「……回答我。
 我的身體怎麼了?」
「うああ……ああああ……!」
「嗚啊啊……啊啊啊啊……!」
 
♪Guilty CrownOriginal Sound Tracks/08.θεοι (Gods神 - 前段約1:03sec)
 
兵隊どもを突破して逃げ出した先で、こいつを見つけた。
在突破兵隊們逃出之前、發現了這傢伙。
意識は朦朧としていたが憶えている。
雖然當時意識模糊但我還記得。
あのときにいた研究者のひとりだ。
他是那時候研究者當中的一人。
問い質さなければ。
必須盤問個清楚。
俺の異常について。
有關在我身上的不尋常之處。
「この化け物みたいな力は何だ?
 お前たちがやったことなのか?」
「這股像怪物般的力量是什麼?
 是你們做的嗎?」
さっき兵隊どもに囲まれたときのことを思い出す。
想起剛才被兵隊們所包圍的時候的事了。
どう考えたってまともじゃない。人間離れしている。
怎麼想都太不正常了。已經超出常人的極限了。
こいつならば、きっと何か知っているはずだ。
這傢伙的話、肯定知道些什麼。
吐かせてやる。
一五一十招供出來。
「お前たちは何者だ?
 何が目的だ?」
「你們是什麼人?
 目的是什麼?」
「やめろ……近寄るな……!」
「不要……別靠近我……!」
「俺は何者なんだ!」
「我又是什麼人!」
「ひぃやぁぁぁぁぁ!」
「噎啊啊啊啊啊!」
「待て!」
「等等!」
逃げ出そうとするそいつの腕を右手でつかまえる。
正當我用"右手"抓住想逃拔腿就跑的這傢伙的手臂。
そのときだ。
就在這個時候。
「あ……ああああああ!」
「啊……啊啊啊啊啊啊!」
「……!?」
「……!?」
まただ。またしても同じ。
又來了。同樣情況又再次上演。
俺の目の前で、研究者が金属の結晶へと変わっていく。
研究者就在我的面前、轉變成了金屬的結晶。
なぜだ?
為什麼?
どうしてこんなことが?
為什麼會發生這個事情?
もしかして……
難不成……
「……俺が、触ったから?」
「……是因為被我碰觸到的關係?」
結晶化していく研究者を、ただ呆然と見ているしかなかった。
只能眼睜睜茫然看著研究者逐漸結晶化。
クソ……これからどうする?
可惡……接下來該怎麼辦?
こいつら問答無用で撃ってきた。
毫無轉圜的遭受這群傢伙攻擊。
このままでは危険だ。
這樣下去情況很危險。
ここがどこだかわからないが、脱出しなければならない。
這裡是什麼地方也不知道、必須得想方設法逃出去才行。
「……!」
「……!」
人の気配だ。
有人的氣息。
……逃げるか?
……想逃嗎?
いや、おそらく相手はひとり。
不、估計對方只是一個人。
なぜか確信できる。
不知為何我對此確信無疑。
感覚が研ぎ澄まされているのか。
連直覺也變得敏銳了嗎。
ひとりなら……捕まえて、黙らせる!
一個人的話……抓起來、讓他閉嘴!
――こっちだ!
――是這裡!
 
♪停止
 
視線が、合った。
視線交錯。
ふと古傷が疼くような、郷愁にも似た痛みを感じた。
忽然有一股如舊傷復發和懷鄉悠愁近似的悲痛感受。
取るに足らない痛みだ。
微乎其微的痛楚。
無視してしまえるほどに小さな。
渺小到幾乎可無視它的程度。
だけどこの小さな痛みこそがいつか、俺にとっての致命傷になるの
だと――そんな突拍子もない妄想が一瞬ふくらんで、消える。
但是正因這份小小的痛楚總有一天、會成為我的致命傷
――向這樣出奇離異的妄想在一瞬間澎拜、消散。
 
♪GuiltyCrown Original Sound Tracks/13.κrOnё(Crown王冠 -前段約2:53 sec)
 
そこにいたのは儚くおぼろげな……さっきまでの修羅場とはまるで
不釣り合いな姿。
在這所見到的是如夢似幻的飄渺……
與剛才的殘酷鬥爭的場面所截然不相稱的身姿。
「……女?」
「……女人?」
「うわ。びっくり」
「嗚哇。嚇我一跳」
不釣り合いな少女が場違いな、緊張感のない声で言う。
相比下毫不相稱的少女不合時宜的、
用著絲毫沒一點緊張感的聲音說話。
……完全に出鼻をくじかれた。
……完全被潑了一道冷水。
正直とまどってしまう。
說實在的讓人不知所措。
「……何者だ?」
「……你是什麼人?」
「まずは自分から名乗るべきじゃない?」
「首先不是應該自己先報上名來嗎?」
「えっ……あ、いや」
「咦……啊、不……」
名乗ろうにも記憶がない。
想報出名字卻沒有相關記憶。
……本当に俺は何者で、何だってこんな目にあっているんだろうな。
……實際上的我是什麼人、為何我會受到如此遭遇啊。
「……ッ」
「……」
「まったく、けしからん。
 最近の若者は礼儀がなっておらんなあ」
「真是的、太不像話了。
 最近的年輕人真是不注重禮節啊」
「反省したまえよ……スクルージ君?」
「要好好的反省哦……Scrooge?」
「……?」
「……?」
「今、なんて言った?」
「剛才、你說什麼?」
「あらあら、お爺ちゃんったらすっかりぼけちゃって。
 自分の名前も忘れちゃったかしら?」
「唉呀唉呀、老爺爺真是完全糊塗啦。
 連自己的名字也忘記了嗎?」
「……名前? 俺の?」
「……名字? 我的名字?」
「そう、あなたは守銭奴(スクルージ)。
けちで欲深いな冷血漢!」
「沒錯、你就是守財(Scrooge)
吝嗇又貪得無厭的冷酷無情之人!」
「……スクルージ」
「……Scrooge
もちろん本名ではないだろう。
想當然這不是本名吧。
あだ名か、何か。
是暱稱嗎、還是什麼。
「少なくともここではそう呼ばれてたね」
「至少在這裡是被這樣叫的」
だけど、それはたしかに俺を定義するもの。
不過、這的確可以用來定義我自己。
俺の空白を埋める言葉。
在我心中空白之處填下答案。
スクルージ。
Scrooge
それが、俺。
這就是、我。
「お前は……?」
「那你呢……?」
ならば、お前は誰だ?
那麼、妳是誰?
俺の名前を知るお前は?
知道我名字的妳是誰?
お前もまた俺が失った記憶(もの)のひとつなのか?
妳也是我所失去記(物)的其中之一嗎?
俺の空白を埋める欠片(ピース)なのか?
是填補我心中空白的碎( p i e c e)嗎?
「やっぱり憶えていないんだね。何も」
「果然什麼都不記得了吧。全部都」
そう言う彼女の表情は複雑だった。
這樣說著的她臉上的表情顯得十分複雜。
「自分のことも」
「自己的事情也是」
憐れんでいるのか。
是在憐憫嗎。
「わたしのことも」
「還有我的事也是」
悲しんでいるのか。
是在感到悲傷嗎。
それとも。
還是。
「ひどいよ。忘れちゃうなんて」
「太過分了。竟然忘記了」
喜んでいるのか。
"還是高興呢"
「ぐあっ! ぐうっ……!
 あ……ぁぁ……!」
「咕啊! 咕唔……!
 啊……啊啊……!」
またしても頭痛。
又再次的頭痛。
ああ……これはひどい。
唉呀……這次可嚴重了。
もう耐えられそうにない。
已非以往能忍受的程度。
頭の中の羽虫どもが卵を産みつけたのだ。
腦中的飛蟲們將卵產下。
俺の脳味噌に蛆がわく。
在我的腦漿中孳生蛆蟲。
 
そうやって俺は食い尽くされてしまうのだ。
如此這般的將我啃蝕。
名前もわからない男が、本当に空っぽになってしまうのだ。
連自己名字也不知道的男人、真的就要形如空殼了。
「かわいそうな、スクルージ」
「可憐的Scrooge
「あ……」
「啊……」
頭を包み込む、やわらかな感触。
將我的頭包了進去、柔軟的觸感。
溶けて消えるように、痛みが引いていく。
像要融化消失般、疼痛逐漸減退。
彼女が俺を抱きしめる。
她抱緊我。
彼女の胸の中、俺は確かに安らぎを感じていた。
在她的懷裡、確實的讓我感受到安穩。
そして……ああ。
然後……啊啊。
身を裂くような激痛の代わりに、ほら。
將彷彿身體要裂開般的劇痛所取而代之的、你看。
またあの疼痛が。
又傳來那股疼痛。
それもまた、安らぎの中に溶けて消える。
然後再次的、在安穩之中溶化消逝。
彼女の抱擁は、あくまで優しい。
她的擁抱、至始至終般溫柔。
まるで縊り殺すみたいに。
簡直彷彿要把我勒死一樣。
いつまでそうしていただろう。
像這樣子到底還會持續多久
不意に彼女は立ち上がった。 ♪停止
她忽然站了起來。
微笑みを浮かべ。
臉上浮出笑容。
真っ直ぐに俺を見つめて。
目不轉睛直看著我。
手を差し伸べる。
向我伸出手。
「キャロル」
Carol
♪ GuiltyCrown Original Sound Tracks/06.VOiD(Void 虛空)
「えっ?」
「咦?」
「わたしの名前。
 お前、はやめてよね。
 女の子に向かってさ」
「我的名字。
 在一個女生的面前
 就別用『妳」這個稱呼了。
「……キャロル」
「……Carol
キャロル。
Carol
祝福を意味する、女の名前。
有祝福之意女性的名字
俺は差し出され手を取ろうとして……
當我正伸出手來想要握手時……
「……あ」
「……啊」
思い出す。
回想起。
俺が触れたものはあの研究者たちのように……
被我所觸碰過的東西會如同那些研究者們一樣……
「うん?」
「嗯?」
ためらう俺の様子に、彼女は怪訝な表情を浮かべる。
看著遲疑的我、她的臉上浮現驚訝的表情。
ばつが悪そうに差し出した手をぶらぶらさせて――
好像怕犯錯什麼的樣子將手來回搖晃不定――
「あ―、そっか。そういえば右手だったねえ」
「啊―、原來如此。這麼說來是右手對吧」
「――!
 知っているのか!?」
「――!
 你知道這件事!?」
「うん、右手で人に触らない方がいいよ。
 感染(うつ)しちゃうから」
「嗯、不要用右手去碰觸人會比較好哦。
 會感染(傳染)到的」
「教えてくれ!
 ……俺の身体に何が起こってる?」
「告訴我!
 ……我的身體發生了什麼變化?」
「どうなっているんだ、この右手は!?」
「我的右手、是怎麼一回事!?」
「ど―ど―ど―ど―。
 落ち着きなさいな」
「等等、等等。
 冷靜一下」
「あ……すまない」
「啊……抱歉」
……危うく彼女につかみかかるところだった。
……差一點就將她一手揪了起來。
それにしても……感染(うつ)す、か。
話雖如此……感染(傳染)、嗎。
おそらくあの金属化現象がそれだ。
恐怕就是那個金屬化現象了。
あれは新種の感染病なのか。
那是新型的傳染病嗎。
そして俺はその保菌者(キャリア)。
且我還是帶( career )
それならこの研究所のような施設も納得がいく。
這樣一來這棟像研究所的設施機構就可以說得通了。
「……なんてこった」
「……怎麼會這樣」
だが依然、謎の方がはるかに多い。
但仍舊還是、謎團重重。
俺の記憶について。
關於我的記憶。
そして、この怪物みたいな力についても。
以及、關於這個跟像怪物一樣的力量。
「……頼む。何もわからないんだ。
 いったい俺はどうすれば……」
「……拜託。這些我什麼都不知道。
 到底我該怎麼做才好……」
「……!」                            
「……!」
怒声と慌ただしい足音が近づいてくる。
……まずいな。
怒斥聲和慌亂的腳步聲逐漸逼近。
……糟了。
このままではいずれ見つかってしまう。
這樣下去遲早會被發現的。
「逃げた方がいいんじゃないかな?」
「還是趕快逃會比較好吧?」
しかし、ようやく何かわかりそうなのだ。
但是、好不容易可以知道些什麼了。
今、彼女と別れるわけにはいかない。
如今、卻不得不跟她分開。
「ちょっと待って」
「等我一下」
言うと彼女は辺りを漁り始めた。
說完她便開始在四處打撈搜刮
やがて一着のコートを俺に差し出す。
過沒多久便將一件大衣遞給我。
どうやら軍用品のようだ。
看樣子是個軍用品。
ここにいる警備兵のものだろうか。
是這邊的警衛員的物品嗎。
「はい、これ。
 その格好で逃げ出すわけにはいかないでしょ」
「來、這個給你。
 總不能就這個裝扮逃出去吧」
言いながら彼女も、白衣のようなものを羽織る。
她一邊說著、一邊披上一件白色外衣。
くるりとその場で回ってみせて。
原地轉了幾圈後回頭示意讓我看看。
「似合う?」
「好看嗎?」
「……なぜお前も着替える?」
「……為什麼連你也跟著換裝?」
「いっしょに逃げるに決まってるじゃない」
「當然是要跟你一起逃跑啦」
「……なに?」
「……什麼?」
「こんなチャンス、もう二度とないだろうからね」
「因為像這麼好的機會、可不會再有第二次了」
事もなげに彼女は言ってのけた。
她神態自若說的好像無關緊要。
目深に被った帽子の下、いたずらする子どものような笑みを浮かべ。
深戴到眉前的帽子底下、浮現的是愛惡作劇小孩般的笑容。
「さ、か弱いお姫さまをしっかりと守ってよね。
 わたしの愛しい王子さま?」
「來吧、要好好地保護纖弱的公主殿下哦。
  我所憐愛的王子殿下?」
 
Guilty Crown Original Sound Tracks/03.Ω
「来るな……来るなぁ!」
「別過來……別過來!」
「邪魔しているのはそっちだ」
「你們才是別妨礙我」
ゲートを抜けた俺はキャロルの指示に従い、真っ直ぐ出口を目指す。
穿越大門之後我順著Carol的指示、筆直地目標朝向出口。
あれだけ派手に暴れた後だ。
在那般大肆胡鬧之後。
隠れるのはもはや意味がない。
也沒有躲藏起來的必要了。
強行突破あるのみだ。
唯有強行突破了。
自分が何者なのか、いまだによくわからない。
雖然至今還是不知自己為何人。
だが今はこの力、ありがたく使わせてもらう。
但現在得好好地感謝這股力量、拿來一用了。
「お―。うじゃうじゃ来た―」
「哦。一窩蜂湧過來了               
「喋るな。舌噛むぞ」
「別說話。當心咬到舌頭」
「うわ!」
「嗚哇!」
「一気に駆け抜ける。飛ばすぞ」
「一股作氣衝過去。要飛奔過去囉」
「キャー!」
「呀啊!」
「何なんだよ、アレ!
 あんな化け物がいるだなんて聞いてないぞ!」
「那是什麼東西啊!
 我從沒聽過這裡有這樣的怪物的存在啊!」
「俺だって知るか!
 無駄口叩いてないで撃て! 撃て!」
「我也沒聽過啊!
 別扯廢話快開槍! 開槍!」
 
♪停止
「……何だ?」
「……怎麼?」
「あ……」
「啊……」
 
「――!?」
「――!?」
 
Guilty Crown Original Sound Tracks/15.Αποκσλυψιζ
(apocalypse末日審判 -前段約1:37 sec)
 
「うきゃっ!」
「嗚呀!」
「あ痛たた……鼻打った」
「啊好痛啊……撞到鼻子了」
「……ちょっと急に止まらないでよ」
「……我說你別突然停下來啦」
「…………」
「…………」
「スクルージ?」
Scrooge?」
「……何だ、アレ?」
「……那是什麼?」
逃げる俺たちの前に立ちはだかったのは……
阻檔在正在逃跑的我們的面前的是……
その、なんと言えばいいのか……
這個、要該怎麼形容才好……
「……ロボット?」
「……機器人?」
……B級ホラーの殺人ウィルスに続いて、今度は巨大ロボット。
……繼B級恐怖片的殺人病毒、這次是巨大機器人。
そして俺は、悪の組織に改造された怪人ときた。
然後是我、被邪惡組織所改造的怪人來了。
……本当に悪い冗談だ。
……真的是很爛的笑話。
「エンドレイヴ!
 もう実用化されてたんだ、びっくり」
End Rave
 已經實用化了啊、嚇我一跳」
「……エンドレイヴ?」
「……End Rave?」
「内骨格型遠隔操縦式装甲車両(Endoskeletonremote slave armor)………略してエンドレイヴ」
內骨骼型遠距離操縱式裝甲車輛………簡稱End Rave」
 
「用は遠くから操る、なんかすごい技術のロボットだよ。
 良いも悪いもリモコン次第、ってね」
「用途在於可從遠處操縱、好像運用了什麼很厲害技術的機器人哦。
 不管好壞都可以遠距離操控的說」
「そんな御大層なシロモノが、どうしてこんなところに?」
「這麼誇張的東西、為什麼會在這裡?」
「ここで研究してたのかも。
 ほら、ゲノムレゾナンス伝送技術を利用しているわけだし」
「可能在這做研究吧。
 你看、共振基因組傳送技術也利用到了」
「ゲノム……レゾ……何だ?」
「基因……共……什麼的?」
「説明がメンド―だからパス」
「說明太麻煩了直接跳過」
「……本来エンドレイヴは、人が立ち入れない危険地域での作業が
 目的なんだけど」
「……原本End Rave目的是用於進入人類所無法涉及的危險地區內作業用的」
「武装しているな」
「有配置武裝啊」
「……ま、ド―ゼン軍事利用されるよね。
 嗚呼、人はなぜ傷つけ合って争うのでしょ―?」
「……肯定會先被拿去軍事利用了吧。
  唉呀、人為什麼要互相傷害鬥爭呢?」
 
「へっ?」
「咦?」
 
「当たったら痛そうだな」
「被打中很痛的樣子啊」
 
「当たった挽肉(ミンチ)だよ」
「打中就變碎肉(Mince)囉」
 
「――!」
「――!」
 
「お、おい!味方がまだ残って……!」
「喂、喂!現場還有我方的人在……!」
 
あいつ……!
這傢伙……!
周囲の被害もお構いなしに撃ってきやがる!
只顧著攻擊都不顧及周遭的被害!
「あのロボット、暴走しているのか!?」
「那台機器人、失控了嗎!?」
「トリガーハッピーだね」
「真愛亂開槍呢」
……あの巨体に、軍用の武装。
……在那巨大的身軀上、配置軍用武裝。
さすがに生身で相手するのは分が悪そうだ。
果然只用肉身去對付的話形勢會相當不利。
「……相手してられないな。突破するぞ」
「……可不想跟它奉陪到底啊。要突破重圍了」
 
「だいじょうぶ?」
「沒問題嗎?」
「あの図体なら小回りは利かないだろう」
「那樣笨重的身驅想必動作也不靈活吧」
「……だと良いね」
「……要是這樣就好了」
「しっかり掴まれ」
「牢牢抓緊了」
「きゃあ!
 ちょっと……!」
「呀啊!
 等等……!」
弾雨の中を一気に駆ける。
一股作氣衝進槍林彈雨之中。
どうせデタラメに撃っているだけだ。
反正只是胡亂開槍罷了。
当たりっこない。
不會被打到。
あとは隙を突いて――
待會只要抓住空隙――
 
(――今だ!)
(――就是現在!)
 
♪停止
 
(――速い!?)
(――好快!?)
 
Guilty Crown Original Sound Tracks/15.Αποκσλυψιζ
(apocalypse末日審判 -中段約1:37-2:42 sec)
 
……今のはヤバかった。
……剛才真是間不容髮。
こいつ、俺の動きに合わせてきやがった。
這傢伙、竟然跟得上我的動作。
さっきまでの無差別攻撃は囮だったのか。
剛才為止的無差別攻擊只是誘餌嗎。
クソ!
可惡!
とんだマヌケだ、俺は!
我真是愚蠢至極了!
ロボットは執拗に俺を狙ってくる。
機器人瞄準著我死纏不放。
しかも、これは……!
不但如此、這分明……!
「クッ……!?」
「咕……!?」
俺の動きを完全に捕捉している!
已經完全掌握捕捉住我的行動了!
 
まずい。
不妙。
このままじゃ殺られるのは時間の問題だ。
這樣下去被殺只是時間上的問題。
 
「エンドレイヴは操縦者(オペレーター)の意思をタイムラグなしで実行できるのよ」
「End Rave可無時間延遲的依照駕駛(o p e r a t o r)的意志執行哦」
 
「先に言え!」
「你也早點說!」
チィッ……!
切……!
どうすればいい!?
該怎麼做才好!?
(でも……)
(但是……)
(それにしたって速すぎる。
 どういうこと?)
(話雖如此也太快了。
 怎麼一回事?)
(ああ……なるほど)
(啊啊……原來如此)
(――あなたが操ってるのね?)
(――是你在操控吧?)
《……♪》
《……
《アハ♪ あハハはッ!
 アはははハハはハははハハハ!》
A-HA 啊-HA-HA-哈!
 A-哈哈哈-HA-HA--HA-哈哈-HA-HA-HA!》
「降りろ、キャロル」
「下來、Carol
「どうするつもり?」
「你打算怎麼做?」
「アレをぶっ壊す。
 お前は下がってろ」
「把那傢伙打壞。
 你先退下」
キャロルをだ抱えたまま、逃げ切るのは無理だ。
一直抱著Carol、想甩開它是不可能的。
一か八かだが……戦うしかない。
只能賭賭運氣……唯有戰鬥一途了。
 
「無茶だよ。
 いくらあなたでも生身でなんて」
「太亂來了。
 即使是你也終究只是個肉身之軀」
 
「他に方法はない」
「沒有別的方法了」
 
そりゃあミサイルでも何でも、あのロボットを倒せる武器があれば
話は早いが……そんな都合の良い妄想、何の役にも立たない。
要是有什麼火箭還是什麼的、只要有打倒那機器人的武器的話
還說得過去……但這麼意想天開的妄想、一點幫助也沒有。
 
♪停止
 
「あるよ」
「有哦」
「えっ?」
「咦?」
「あるよ。戦う方法。
あなたの武器が」
「有哦。戰鬥的方法。
你的武器」
 
言ってキャロルは、真っ直ぐに俺の目を見つめる。
這麼說著的Carol、目不轉睛直盯著我看。
 
……まただ。
……又來了。
あの瞳に見つめられると、心が疼く。
只要被那雙眼睛盯著、我的心便感到疼痛。
 
そして……どうしてだろう。
然後……是為什麼呢。
右手にも似たようなう疼痛が――
右手也有相似般的疼痛――
 
「スクルージ」
Scrooge
 
キャロルは、そんな俺の右手を握って……
Carol將這樣的我的右手握住……
って、何をしている!?
等等、這是在幹什麼!?
 
「馬鹿! 右手に触るな!」
「笨蛋! 別碰我的右手!」
 
だが彼女は構わず、俺の右手を自らの胸へと導く。
但她還是不顧一切、將我的右手引導向自己的胸前。
 
彼女の胸元が――
她的胸口――
 
「おねがい。
 わたしを、つかって」
「拜託。
 請使用我」
 
光に――
光芒――
 
「こわれるくらいに。
 メチャクチャに」
「像是要弄壞般地
 盡情地」
 
Guilty Crown Original Sound Tracks/01.βιος
(Bios 生命 /又名:拔劍神曲 -約開頭18 sec)
 
「……何だ?」
「……這是什麼?」
 
「これは……力。
 人の心を紡いで形を成す、罪の王冠」
「這是……力量。
 以人心編織成形的、罪之王冠」
 
 
Guilty Crown Original Sound Tracks/01.βιος
(Bios 生命 /又名:拔劍神曲 -約從1:18 sec開始)
 
 
……何が起こっている?
……發生了什麼事?
 
俺の右手にあるこれは……剣?
在我右手上的這個是……劍?
 
……わからない。
……我不知道。
何もわからない。
我什麼都不知道。
 
目覚めてからずっと、わからないことだらけだ。
從眼睛睜開那剎那開始便一直淨是我所一無所知的事。
それでもこれは理解する。
但儘管如此"這個"我還能理解。
 
これもまた俺の力なのだ。
這也是我的力量的一部分。
この超人的な肉体と同じ……いや、それをはるかに超えるもの。
和這身超人般的肉體同樣的……不、這股力量已經遠遠超越了。
 
《……!?》
《……!?》
 
俺に宿った力。
寄宿在我身上的力量。
俺に与えられた権能。
授予我的權能。
 
――王の能力。
――"王的能力"
 
「オオオオオオオオオオオ――――!」
「噢噢噢噢噢噢噢噢噢噢噢――――!」
 
 
♪ Guilty Crown Original Sound Tracks/06.VOiD(Void虛空)
 
「……魂の物質化に成功しましたか」
「……成功靈魂的物質化了嗎」
「スクルージ。
 意外に拾い物なのかも知れません」
「Scrooge。
 或許是意外的收穫也說不定」
「今回のイヴは早熟だ。
 能力の完成が早まるなら、それにこしたことはない」
「這次的夏娃早熟了。
 既然能力的完成上太倉促、就絕對無法超越那個」
「では偽者の王にさらなる試練を――」
「那麼就給予假扮的王者更進一步的試煉――」
 
《おにんぎょう……こわれちゃった》
《玩偶……壞掉了》
《まだあそびたいのに……》
《本來還想繼續玩的……》
《うえ……》
《嗚噎……》
《うえええ、うええええん!
 びええええええええ―んっ!》
《嗚噎噎、嗚噎噎噎噎!
 噗噎噎噎噎噎噎噎噎―!》
 
「よしよし。
 泣くのはおよしよ、お嬢ちゃん」
「好了好了。
 別哭了、大小姐」
「大丈夫、また遊べるさ。
 今度は綺麗におめかしして。
 新しいおもちゃも用意して」
「沒問題、還能玩到的。
 下次可要打扮得漂亮一點。
 然後準備新的玩偶」
「ああ……楽しみだ。
 もうすぐ会いにゆくよ、スクルージ」
「啊啊……真期待。
 很快就會碰面了、Scrooge
 
「さしずめ僕は、スクルージを導くジェイコブ・マーレイ――
といったところでしょうか」
 
目前來看就像是扮演著引導Scrooge的杰克伯(JacobMarley)對吧
 
♪ Guilty Crown Original Sound Tracks/05.friends(夥伴)
 
資料參自維基
AChristmas Carol小氣財神》或譯《聖誕頌歌
劇中主要角色
  
人物
  
  
原文名
  
  
備註
  
  
史古基
  
  
Ebenezer Scrooge
  
  
主角
  
  
弗瑞德
  
  
Fred
  
  
史古基的外甥
  
  
馬里
  
  
Jacob Marley
  
  
史古基的合夥人,已死,
  
一出場就是鬼魂
  
  
鮑伯
  
  
Bob Cratchit
  
  
史古基的夥計
  
  
小提姆
  
  
Tiny Tim
  
  
鮑伯弱小殘障的兒子
  
  
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