II.Graduale 循序漸進

Requiem aeternam dona eis, Domine.天主,賜予他們永恆的安息吧

et lux perpetua luceat eis.也讓永續的光芒照耀他們

In memoria aeterna erit Justus.正直的人將留存於不朽的回憶中

ab auditione mala non timebit.他將不畏邪惡的審聽

ううっまた迷っちゃったみたい……

「嗚嗚、好像又迷路了……

命星学園高等部一年生日向(ヒナタ)ヒヨリは涙声で呟いた

命星學園高中部一年生日向日和用著含淚欲哭的聲音嘟囔著

 東京郊外に位置する命星学園はロストクリスマス事件以前にアメリカ軍の施設があった場所に建てられているせいか、日本的な感覚からすると無闇に敷地が広い

  位於東京郊外的命星學園或許是因為建立在Lost Cristmas事件發生以前的美國軍隊設施的所在地裡面的關係從日本的角度來看地積實在過於寬廣。

 せっかく広いんだから──と設計者が思っていたかどうかは不明だが、中等部と高等部がそれぞれ別の建物に収められているのはもちろん、ショッピングストア並みの購買部や学食、ホテルと見(み)紛(まが)う学生寮など、学園の建物が緑豊かな敷地内のアチコチに点在しており、利用者である生徒達にとってみれば不便極まりない

  反正難得如此寬廣嘛──是否設計者是在這樣的想法下所規劃的並不清楚不過中學部和高中部各自分設在不同的大樓是當然不必說的而陳列在購物商店圈內的購買部及學生食堂和乍看如同飯店的學生宿舍等等的學園建築都散立在這座蔥蘢鬱綠的建地內各處角落對於身為使用者的學生們而言可說是極為不方便

 頻繁に園内を移動する教師やその他の職員達は自動車やスクーターを使用しているが、生徒達は敷地内で自転車に乗ることも許されず、ひたすら自身の脚でもって、その不条理なまでの広さを実感するより他なかった

  雖然頻繁在學園內往返的教師和其他的職員們可使用汽車和輕型摩托車來做移動但卻不允許學生們在學園內騎乘腳踏車代步只能一味靠著自己的雙腿實際去親身感受這樣如此寬廣到不合乎情理的校園以外別無他法

そうよこの学園が広すぎるせい……!

 「就是啊、都是這個學園太過寬廣的錯……!

 自分が籍をおく学園内で迷うという恥ずかしい状況に直面して、その原因はあくまでも学園側の問題であると呟くヒヨリであったが、現在彼女が目指しているD学舎〟は、高等部教室が位置するB学舎から歩いて10分程の距離──途中、大きな雑木林をかすめるので少し迂回する必要はあるが──にあり、普通ならば決して迷うような場所ではない

  對於身為學園一份子的自己面臨到在校園內迷路這樣丟臉的狀況下日和只能嘮叨著把發生原因都推到是學園那邊的問題現在她目標所要前往的D校舍從高中部教室的B校舍步行距離大約需10分鐘路程──途中因為要掠過一大片雜木灌叢而必須稍微繞點遠道但是照常理來看也絕非像是個會迷路的地方

 学園に不慣れな新入生や来客ならともかく、何年もこの学園の寮生として生活をおくってきたヒヨリが迷っているのは、ただひたすらに、彼女が極度の方向音痴であることが原因だったさすがは方向音痴の達人〟とクラスメイト達から称される少女である

  姑且不論還不熟悉學園的新生或著來訪客人對於已經數年都在這學園生活過來的住宿生日和她會迷路的原因只能一昧歸咎於因為她是個極度沒方向感的路癡。不愧是被班上同學稱之為〝路癡專家的少女

 その後も散々と彷徨(さまよ)った挙句、ヒヨリが学舎へ辿り着けたのは、それからさらに15分も後のことだった

  在徹底地徘徊掙扎之後的結果日和抵達校舍之時已經15分鐘後的事了

  命星学園高等部D学舎一階には技術科教室や教材倉庫、二階より上には文科系クラブの部室等が入っている

  命星學園高等部D校舍。一樓有技術科教室及教材倉庫二樓以上則有文科系社團部室等等的社團教室

 ようやく前にした目的の場所であるのに、ヒヨリはすぐにその入口をくぐろうとはせず、しばし逡巡するように学舎を見上げていた

雖然終於抵達眼前這棟目的地了日和卻沒有馬上踏進校舍大門而是一段時間逡巡不前的抬頭仰望著校舍

勇気よ勇気を出さなきゃ……

勇氣呀必須要拿出勇氣……

 そう呟くヒヨリの手には、一通の封筒が握られていた封筒の表面には、女の子っぽいチマチマした文字で入部届け〟と書かれているヒヨリは、この封筒をこの学舎に部室がある近伝研(きんでんけん)──正解には近代伝承研究会(きんだいでんしょうけんきゅうかい)〟へ提出するために、わざわざ此処までやって来たのだ

  這樣喃喃說著的日和的手裡握著一函信封。信封封面上用著女孩子風格的滾圓字體寫著〝申請入部日和為了將這封信交到這個校舍裡的近傳研──正確的說是交到〝近代傳承研究會手上而特地來到此處的

 とはいうものの、この命星学園ではクラブへ入るのに入部届け〟を提出する決まりはないせいぜいクラブの部長か顧問の教師に入部したいとその意志を告げるだけで良いはずだったにもかかわらず、何故ヒヨリはわざわざ入部届けを提出しようとしているのかその理由(ワケ)は、彼女のカバンに入っている北崎先輩へ〟と書かれた、もうひとつの封筒にあった

 雖然如此但在這間命星學園裡並非一定要透過提交〝申請入部函的步驟才能加入社團。充其量只需要向社團的社長或是做為顧問的教師說聲「我想入部」的將意志轉達應該就沒有問題了。但是儘管規定只需如此為何日和還要特地做出提交申請入部函的舉動呢?這個理由答案就在她的書包裡頭另外一封寫著給北崎學長的信函

 実は、近伝研の部長である北崎修一(キタザキシュウイチ)は、ヒヨリがずっと想いを寄せている、憧れの人なのだ

  其實近傳研的部長北崎修一一直是日和心裡所思戀所憧憬的對象

 数が月前。高等部へ進級してすぐのヒヨリは、まだ不慣れな高等部校舎で落し物を探しているうちに、いつものように迷子になってしまった。通りかかる生徒に道も聞けずオロオロしていたヒヨリに声をかけ、一緒に落し物を探してくれた上、教室にまで送ってくれた親切な先輩──それがキタザキだった

 數個月前。才剛升上高等部的日和在還不熟悉的高等部校舍內尋找失物的當中她一如往常的迷路了。正當驚慌不知失措不敢和經過的學生們問路的日和遇到一位主動與她搭話不但和她一起尋找失物還將她送回教室待人有禮親切的學長──此人正是北崎

 その出会いがきっかけで、キタザキにすっかり恋心を抱いてしまったヒヨリは、告白もできないまま幾日も悶々と思い悩み続け──それでもついに昨夜、キタザキにラブレターを渡す覚悟を決めた

  在這個邂逅的契機下北崎完全陷入戀慕之情的日和在無能對他傾訴告白和數日不停地苦惱及反覆思索下──終於就在昨晚終於下定決心寫封情書給北崎

 しかし、ラブレターを書き上げた途端、今度は別の不安に苛(さいな)まれてしまう

  但是正當她寫完情書的時候反而卻湧起另一種不安的情緒

でもこれを渡してもし先輩に交際を断られたら……?」片想いのままであれば、想いが届くことは無いけれど傷くこともないでも実際に手紙を渡してしまったら、キッパリ断られてしまう事だってありうるのだそれはとても怖かった

 可是將這封信交出去、如果被前輩拒絕交往的話……?」只要是維持在單戀雖然無法傳達這份心意但也不會感到心痛受傷。但實際上要是把信交給學長被徹底的斷絕往來也是很有可能的事。這道假設讓她感到十分地害怕。

 その後、朝まで、散々悩んだ挙句、最終的にヒヨリが出した結論は私も先輩が部長をしている部活に入ってしまえばいいんだ。そうすればいつでも傍にいられるしそうやって少しでも親しくなってからあらためてラブレターを渡せば……というものだった

  在這之後直到早上徹底埋頭苦思的結果最終日和所得到的結論大致就是「我只要待在學長所擔任部長的社團活動就足夠了。這樣一來、什麼時候都可以待在他身邊、像這樣不但還能稍微增進感情、到時只要再將情書交給學長……

 辛い現実に向き合うことなく、少なくとも一歩前進できるこのアイデアを理想的に感じた彼女は、すぐさまラブレター用に用意した便箋へ、新たに入部届けを書き上げた

  無須面對痛苦的現實覺得至少還能向前邁進一歩的這個點子很理想的她立即拿出原本準備好做為情書用的信紙重新寫了申請入部函

 その時ヒヨリは入部届け〟の提出などどうでも良く、とにかく自分の想いを何らかの形にしてキタザキに渡せるということが嬉しくかった

  這時的日和覺得對於提交〝申請入部函內容等等的已經不再那麼重要了只要能透過某種形式將自己的心意傳達給北崎就已經很開心了

 精神的にも肉体的にもやっとの思いで辿り着いたD校舎玄関をくぐり、高まる緊張に震えながら階段を登ってゆくと、三階に上がってすぐ近代伝承研究会〟というボードの貼られたドアが目に入る

  精神上與肉體上終於達成共識所抵達的D校舍。通過玄關入口緊張萬分情緒促使下讓她一邊顫抖著身子走上階梯登上三樓後隨即就看見了貼著近代傳承研究會的門板

誰かいるかな……?」

有人在嗎……?」

ドアに取り付けられた小窓からそっと中を窺うと、椅子に座って文庫本を読んでいるキタザキの姿が見えたどうやら部室内にはキタザキしかいない様子だ

透過裝在門上的小窗口偷偷地往裡頭一探看見了坐在椅子上正讀著平裝書的北崎。看來社團部教室內只有北崎一個人的樣子。

 先輩一人だけ……!

  只有學長一個人……!

 図らずも、憧れの先輩と二人きりになれそうな状況にヒヨリはうろたえる。心臓が激しく脈打ち、顔が熱く火照った思わずカバンへ手を突っ込み、諦めきれずに持ってきたラブレターに触れる

  日和無意間意識到好像變成只有和憧憬的學長兩人獨處的狀態感到心慌意亂心臟激烈地加速脈動雙頰像著火般的紅熱。不由自主將手伸向了書包裡觸摸堅持帶在身上的情書

やっぱりこれを……でも断られたら……ああ、どうしたら……

果然還是把這個……但是如果被拒絕了……啊啊該怎麼辦……

せっかく固まった決心が揺らぎ、ヒヨリは無意識に部室の前をウロウロと歩きはじめる

好不容易所堅定的決心動搖了日和無意識的在社團部教室門前轉來轉去的徘徊了起來

そんな彼女の肩を、ふいに誰かが叩いた

就在這樣沉思中的她突然被人拍了一下肩膀

ひゃあっ!?」

呀啊啊啊(尖叫聲)

まったく周りが見えていなかったヒヨリは、奇声を上げながらその場では跳び上がってしまった

完全沒意識到周遭情況的日和頓時發出怪聲同時的在原地跳了起來

な~に廊下で踊ってんだよヒヨヒヨ

什麼你要在走廊上跳舞啦日日

動揺が収まらぬまま振り向くと、そこには同じクラスの来生稔(キスギミノル)が呆れた様子でヒヨリを見つめていた

就這樣還沒平息動盪不安的轉身回頭一看在那裡站著的是同班的來生稔一臉驚愕的樣子看著日和

 ミノルは中等部の一年からずっと同じクラスで、そういう意味では親しい間柄といえるのだが、ヒヨリはどうにもこの男子の事が苦手だった

  是從中等部一年級開始就一直和她同班的同學這個意思雖然也可說是親近的關係但是無論如何日和都覺得這個男生令她很困擾

 決して悪い人間ではないが、とにかく馴れ馴れしい性格で、こちらの気分を考えずにふざけてきたりする、どうにも周囲の空気が読めない人間(やつ)なのだ

  雖然也絕非是個壞人總之就是愛裝熟的個性不會考慮對方的心情總是愛開玩笑不管什麼情況下都不會注意周遭氣氛的傢伙

踊ってなんかいないよ……

、才沒有在跳舞呢……

踊ってただろ。不思議な踊り

有在跳舞吧很不可思議的舞蹈

そう言うとミノルは、腰を左右に振りながら廊下をフラフラと歩き回ってみせるどうやらヒヨリの真似をしているらしいヒヨリは内心ムッとしつつ言い返す

這麼說完的左右搖擺著腰一邊在走廊搖搖晃晃的來回走起來給她看

看來是在模仿剛剛日和的樣子。內心一陣怒氣的日和一面地回嘴。

ミノル君こそなんでこんな所にいるのっ……?」

同學你才是呢為什麼會在這邊……?」

なんでって授業が終わったから部活に来たんだけど?」

你說為什麼因為學校上完課了所以來社團活動啊?」

部活……?」

社團活動……?」

近伝研だからな

可是近傳研的哦

ええっ嘘っミノル君が近伝研?」

「咦咦、騙人同學是近傳研的?」

嘘ってなんだよヒヨヒヨのくせに失礼なヤツだな

「你說騙人是怎樣啦?不過只是個日日還真是失禮的傢伙呢

そのヒヨヒヨって呼ぶのいいかげんに止めてったら……

這個日日的名字、叫的也該適可而止了吧……

いいじゃんお前っていつもヒヨヒヨしてる感じだしさ

有什麼關係嘛因為你總是聲音小小的像小鳥一樣嘰嘰喳喳的感覺啊

*原文日日(ヒヨヒヨHIYOHIYO )是從日和(ひよりHIYORI)的名字中拆解出來的,可意指雛鳥微弱地發出的鳴叫聲,或指動作很虛弱的樣子

ヒヨヒヨしてる感じっていったいどんな感じなのぉ……!?」

「你說嘰嘰喳喳的感覺、到底是什麼樣的感覺啦……!?」

 思わず興奮してヒヨリが両手を振り回すと、ミノルは目ざとく、その手から封筒を掏り取ってしまう

  日和在一時激動之下不由自主地將兩手來回比劃眼神敏銳的好像查覺什麼一把從她的手中將信封抓了過來

あっ何するの……!?」

你要做什麼……!?」

なんだこれ……入部届けもしかしてヒヨヒヨウチの部に入りたいのかよ?」

這是什麼……申請入部日日難不成你想進我們的社團部啊?」

なんだヒヨヒヨこっち方面に興味があったのか~よっしゃこれは俺が部長に渡してやるぜー!

什麼嘛日日你有這方面的興趣啊這個就包在我身上交給學長吧

 言う早いか、封筒を手にミノルは部室へ駆け込んでいく

  將信封拿在手上的說完後馬上就直奔進了社團教室。

あっダメッ!それ返して……!!

不行!那個還給我……!!

ミノルを追って思わず部屋に飛び込んでしまったヒヨリだったか、キタザキの姿を目にした途端、その場で固まってしまった

為了追上不由自主地也跟著衝進教室內的日和看見眼前的北崎的時候當場呆愣的定在原地

部長っウチのクラスの女子が入部したいらしいです!

部長我班上的女生好像想要加入社團部的樣子

キタザキは文庫本から顔を上げて二人交互に見比べると、差し出された封筒を受け取った

北崎的視線從平裝書上移開後往上一看在兩人的視線互相交錯時收下了遞上的信封

入部届けとはずいぶん丁寧だね

申請入部函還真是鄭重呢

ひょんなひょえいねぇだにゃんてぇ……

沒有啦說什麼鄭重的……(口齒不清)

 憧れのキタザキを前にして、ヒヨリは緊張と興奮でろれつが回らない

  憧憬的北崎學長就在眼前日和緊張和激動的口齒不清了

日向ヒヨリ君──ヒナタ君とは前に会ったよね?

日向日和──日向同學我們之前有見過面吧

はい……

是的……

 憧れの先輩が自分の事を覚えていてくれた──思わず舞い上がってしまいそうになる気持ちを、ヒヨリは必死に落ち着かせた

  心裡所憧憬的學長竟然還記得自己的這件事──讓她心情雀躍到不禁想要跳起舞來日和拼命地想壓制住自己讓自己冷靜

ヒナタ君はいつからこういった方面の事に興味を持ち始めたの?

日向同學是從什麼時候開始對這方面的事物感到興趣的呢

あっあの私星座が好きなので中等部の頃にギリシャ神話の本を読んで……

那個我因為我很喜歡星座、在中學部的時候讀了希臘神話的書……

ギリシャ神話……何の話だい?

希臘神話……你在說什麼

ヒヨリの答えに、キタザキが首を傾げる

對於日和的回答讓北崎疑惑地歪歪頭

えっ……だってここ昔話と神話を研究するクラブ……ですよね……?

……因為這裡、是研究傳統故事和神話的社團部……對吧……?

*這裡原文的(昔話)也可當作傳說或是過去的事。近傳研中的傳承文學是指近代的民間傳說(都市傳說),意思雖相近卻和(昔話)有所不同故如此翻譯。劇透反白,請在閱讀完二章後再看

 さらに続いたヒヨリの答えに、キタザキは黙り込んでしまったそんな憧れの先輩の様子を見て、ヒヨリは自分が何か失敗してしまったのだということに気づく

  日和緊接下來的回答更是讓北崎頓時啞口無言。看憧憬的學長如此表情日和才發覺到自己好像說錯什麼把事情搞砸了

ヒヨヒヨはホント~~~~に馬鹿だなっ!

日日真的是~~~~笨蛋耶

 もう呆れ果てたと、ミノルが大袈裟にため息をついた

  可說是已經吃驚到了極限誇張地長嘆了一口氣

ウチの部は昔話や神話なんかとは関係ねーよ

我們的社團部跟傳統故事還有神話一點關係都沒有

じゃあ……?

那麼是什麼……?

近伝研は現代の伝承を研究しているクラブなの!

近傳研、是研究現代的傳承的社團部

伝承に今とか昔とかあるの……?

傳承中還有分現在和過去……?

お前さぁ、〝都市伝説〟って聞いたことないのかよ?

「我說你啊、你有沒有聽過〝都市傳說〟?

ヒトシ伝説……?

「土志傳說……?

ヒトシって誰だよ!?トシだと都市っ!

土志是誰呀!?是都市啦都市

二人のやりとりに名苦笑していたキタザキが、ようやく口を開いた

被兩人爭論名字弄得苦笑不得的北崎、終於開口了。

ヒナタ君はジャン・ハロルド・ブルンヴァンの消えるヒッチハイカーチョーキング・ドーベルマンは知らないかな?

日向同學、你知道詹・哈洛德・布朗凡消失中的便車旅行者窒息的杜賓犬

*兩本小說因原名較長,在之後各國譯名上都有簡化到只剩前面的名字。

第一本書原名為《消失中的便車旅行者:美國都會傳奇與其意義》(The Vanishing Hitchhiker: American Urban Legends & Their Meanings)

第二本書原名為《窒息的杜賓犬:與”新”都會傳奇》(The Choking Doberman: And Other ”New” Urban Legends)

ドーベルマンって……ワンちゃんの本でしょうか……?

杜賓犬……是關於狗狗的書嗎……?

有名なアメリカの都市伝説を紹介した本だよ!

「是很有名的介紹關於美國的都市傳說的書哦

知らないです……

我不知道……

 恥ずかしさに身が縮み、たださえ小さなヒヨリの身体がさらに小さくなる

  感到羞愧縮起身子的她讓原本體型嬌小的日和看起來更加的體型嬌小了

知識の無い人を入部させるワケにはいかないな残念だけれどこれを受け取れないよ

「我可不能讓沒有這方面知識的人加入社團部啊。雖然很可惜但是這封信我不能接受哦

 入部届けの封筒を返そうとするキタザキに、ヒヨリは慌てて口を開いた

  看著想將申請入部函歸還的北崎日和慌慌張張的開口了

あのっ今の話を聞きして凄く興味が出て来ましたワンちゃん大好きですし……!

那個、聽到你現在說的話讓我起了相當大的興趣、很喜歡狗狗……!

いやだから犬は関係ないって

都跟你說了跟狗沒有關係了

頑張って勉強しますからぜひこの部へ入れてください……!

我會努力用心研究、請務必讓我加入這個社團部……!

 ここで入部を断られてしまったら、キタザキと親しくなれる可能性が永遠に失われてしまう──そんな予感がして、ヒヨリは必死に食い下がった

  要是在這裡就被拒絕加入社團部的話就會永遠的失去和北崎親近的可能性了──彷彿有這樣的預感促使日和很拼命堅持不肯罷休

う~んそのやる気は素晴らしいけど……

有這股幹勁是很好沒錯啦……

キタザキは、行き場の無くなった入部届けの封筒を手にしたまま、困惑した様子で頭をかいていたが、やがて──

北崎就這樣拿著不知何去何從的申請入部函一臉困惑地搔搔頭不久後──

そうだなぁ……じゃあテストしようか?

對了……這樣好了來做個測驗好嗎

テスト……ですか?

測驗……

テストというか……学園に広まっているある噂〟について調査をしてそのレポートを出して欲しいその内容を見てヒナタ君の入部を認めるかどうかを決めさせてもらうよ

「與其說是測驗……倒不如說是調查關於學園內廣為盛傳的某個傳聞然後希望你在將這個傳聞做成報告交出。根據裡面的內容、再評估日向同學有沒有加入社團部的資格哦」

噂は得意です!頑張りますっ……!

、打聽傳聞最拿手了我會加油的……!

部長こいつ絶対理解してませんよ

部長這傢伙絕對沒聽懂的

まあ都市伝説について理解しなきゃレポートは書けないからねそういう意味でも入部試験になるわけさ

不過、要是沒有理解關於都市傳說的意思也是無法寫出報告的。這個也意義著當作是入部考試了」

なるほどさすが部長ところである噂〟って何ですか?

原來如此不愧是部長話說某個傳聞是指什麼啊

うんそれは……

這個啊……

キタザキは立ち上がって、壁際に置かれたホワイトボードへ近づくと、マーカーペンは走らせた

北崎站起身子往放置於牆邊的白板靠了過去拿起白板筆寫了起來

二人は聞いた事があるかなこの学園にGHQに追われたテロリストが隠れているって噂を──

不知道兩位有沒有聽過這所學園裡躲藏著被GHQ所追殺的恐怖份子的傳聞──

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神父

神父-譯者的厨二教堂

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  • 訪客
  • 請問後續您有翻譯嗎
    本人渣日文 T^T